読み聞かせワークショップ2005
    
                       朗読と語りの会「楽」主催
              独立行政法人 国立オリンピック記念青少年総合センター  
                  《 子どもゆめ基金 》 助成活動

  この活動は、子供たちに読み聞かせをされる方に、短期間で
 習得可能な朗読の基本と、楽しみながら理解力と表現力を身に
 つけていただく朗読講習会です。


日時   2005年 11月 4日・11日・18日・25日(金)  10時〜12時
会場
   東京芸術劇場リハーサル室
定員
   50名
参加費
  3000円(全4回)※テキスト代込み

内容
   腹式呼吸・共鳴と発声・発音・活舌・その他
      テキスト「外郎売り」 
      朗読実習テキスト「あらしのよるに」木村裕一作
      パネルシアター・手あそびの紹介
      最初に簡単なリズムダンスと床に横になって腹式呼吸
       訓練をしますので動きやすい服装履物をご用意ください。

講師
   関優子: 元劇団四季・現在俳優。語りの会「楽」代表。
        小・中・高校にて朗読会・朗読講習を行う。      
        (略歴はプロフィール参照) 
      
       飛鳥井豊: 舞台俳優・声優として活躍・朗読の会「鉄屑堂」
        主宰。豊島区スクールスタッフ講師。朗読ボランティア。
        (詳しくは、飛鳥井豊ホームページをご覧ください)

      山田桃斗美: 元岐阜放送テレビ・ラジオ報道部アナウン
        サー。「8時の広場」メイン司会。現在、日本ルーマニア
        世界遺産会議、学術会議等の司会を務める。
        内幸町ホール他にて語りの公演を行う。。

締めきり
   9月30日(消印)
お申し込み
  往復はがきにて、住所・電話番号・氏名・年齢 をお書きのうえ下記住所まで
         お送りください。(希望者多数の場合は、抽選とさせて頂き ます。)
                        〒171-0052 豊島区南長崎6-12-6  関優子
 
 ※多くの皆様よりご応募頂きありがとうございました。お申し
     込みが定員を越えましたので、厳正な抽選により結果を返信
     させて頂きました。来年度も助成を頂けましたら、次回は2度
     に分け、より多くの皆様に参加していただけるようにしたいと
     考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
       
お問い合わせ      携帯 090-6477-6186
ホームページ
  http://www.geocities.jp/katarinokai_raku/
        読み聞かせワークショップ2005
       
第二回 11月11日 東京芸術劇場中リハーサル室
準備運動

 
ポップスにあわせて、
 軽いリズムダンス

 皆さんなかなか筋が
 良いですよ。
欠席があり
今日の参加者は43名
腹式呼吸

 カウントに合わせ
 息を吸って、吐いて

 鼻から吸って、
 口から吐きます。

 床に横になることで、
 体の余計なところに
 力が入らないように
 し、腹まわりに集中。
発声・活舌訓練

テキスト「外郎売り」
大きな声で歯切れ良く読む

外郎売りになったつもりで
お客さんに呼びかけてください。



外郎売とは
鎌倉建長寺を開いた大覚禅師に
従って日本に渡ってきた
外郎という人物が、
小田原に住んで売りひろめた
「透頂香」を、俗に外郎といい
婦人病に特効があったという。
1718年二代目市川団十郎が
「若緑勢曽我」で外郎売に扮して
登場し、滝のような弁舌で言いたて
をしたことから評判なった。
その後も演じられ、
1980年5月に歌舞伎座で
40年ぶりに十代目市川海老蔵が
復活台本を骨子に演じて
またもや評判になった。
左に立っているのが
講師の飛鳥井豊さん
右が講師 関優子です
朗読実習


テキスト「あらしのよるに」
            木村裕一作

おおかみ  やぎ 
ナレーター
に分かれて
読みました。
飛鳥井さんの左り
に立っているのは
講師の岡本章子さん
二つのグループに
分かれて実習しました
右から五人目に座っているのは
講師の斉藤如子さん
最初は、皆さん緊張していましたが、身体がほぐれ、声を出しているうちに、だんだんリラックス
してきました。のびのびと表現する方、まだちょっと照れてる方、いろいろいらしっしゃいますが、
皆さん、4回のレッスンで何か掴んでください。

2回目は、11日(金)10:00 芸術劇場 B2 中リハーサル室です
お知らせ
講師の山田桃斗美さん
は、ご病気のため一回目
はお休みです。
第一回 11月4日 東京芸術劇場大リハーサル室
準備運動の後
腹式呼吸
活舌訓練
   テキスト「外郎売り」

今日のテーマ
対象との距離感を認識する

 3メートル・5メートル離れた
 人に語りかける。又二階に
 いる人、三階にいる人を
 想像して声を をかける。


     関優子「おーい」と実演
二回目で皆さんリラックス
してきました。
この後、二つの部屋に分かれてレッスン
ナレーションとオオカミ
とヤギ役に分かれ朗読。
    ダメだし
●こわくないオオカミさん
●色っぽいやぎさん
●元気の無いナレーター

答え

 役になりきると自然に
 笑えますよ。
 笑えない人は部屋を閉め
 切って一人で笑う練習をし
 てみて!

 腹筋運動にもなります。
飛鳥井さんのグループ
 声が大きくて役になりきっている人が多い
 ようです。

 
第三回は大リハーサル室で合同の実技講習
 です。 どんなオオカミ、ヤギ、ナレーションが
 登場するか楽しみです。

 実習の前に、飛鳥井さんのオオカミ・山田さん
 の ヤギ・岡本さんのナレーションで「あらしの
 よるに」 を朗読します。
 パネルシアターは「ねずみくんのチョッキ」  
   なかえよしを作  絵:上野紀子 
   朗読  関優子
質問 
普段は大きな声で笑うの
にどうして朗読になると取ってつ
けたような不自然な笑いになる
のでしょう。
ご病気だった山田桃斗美
さんが全快され、今回から
参加されます。
  読み聞かせワークショップ2005
第三回 11月18日 東京芸術劇場 大リハーサル室
準備運動・腹式呼吸・発声・活舌訓練
三人のグループ(ヤギ・オオカミ・ナレーター)に分け、キャスト発表
15分の練習後、「あらしのよるに」の一部分を朗読。それぞれのグループが真剣な表情で練習開始。
     《 これから朗読です 》
写真を見てお分かりのように、皆さん役になりきって表現していました。
朗読は、一人で何人もの登場人物を演じます。
その時、登場人物一人ひとりの行動・生き方を明確にすることが必要です。
このように、一つの役を演じることで、より朗読に深みやリアリティーがでます。
さて、これより

「あらしのよるに」の模範朗読


飛鳥井豊講師のオオカミ
岡本章子講師のナレーション
山田桃斗美講師のヤギ

参加者全員、講師の良い所を頂戴しよう
と、耳がダンボになってました。
最後に、パネルシアター

    「ねずみくんのチョッキ」
  
      作 :なかえよしを
      絵 :上野紀子
 
    関優子
    斉藤如子講師
        で、ご紹介しました。
次回25日(第四回)最終回は、中リハーサル室です。

「あらしのよるに」を3つのパートに分け、16組のグループに朗読していただきます。
皆さん、思いっきり朗読してください!でもそのためにも、よく勉強してきてくださいね。
9:30から部屋に入れます。早く来て、練習するグループもあります。

※遅刻は、自分の仲間や他の参加者にも迷惑を掛けます。9:50までに受付をお済ませください。

講師一同とても楽しみにしています。風邪に気をつけて元気な顔を見せてください。
皆さんリラックスして、のびのび表現してますね。
  読み聞かせワークショップ2005
第四回 11月25日 東京芸術劇場 中リハーサル室
準備運動中(リズム運動など慣れて様になってきました。)
  腹式呼吸訓練
  発声・発音訓練を終え

  キャスティングと
    朗読箇所の発表



 それでは
   発表会        
          の開始です!
左    オオカミ役

中央  ナレーター

右    ヤギ役
このように一組づつ
立ち上がって朗読

聞いている人も真剣です。
みなさん役になりきって、
自然でとても良い表情
ですね。
今回は、二人の男性が
参加してくれました。

みなさん役になりきって
演じています。
声が聞こえてきそうです。
女性のオオカミですが
なかなか迫力がありました。
笑うのは難しいですね。
リラックスして、役に集中すると、
自然な笑いが出てきます。
でも、たまには笑う訓練もして
ください。
男性のオオカミ役
みなさん参考になりました。
ナレーションも聞き手を意識
して、語ってくれるようになり
ました。
ワークショップ第一回に比べると
みなさん表情が明るく、生き生き
としてきました。

声も前に出てきました。
人に聞かせると言う意識がそうさせる
のでしょうね。
かわいいヤギさん
色っぽいやぎさん
ちょっと老けたやぎさん
いろいろいましたが
オオカミとよく交流してました。
お休みの方がいらっしゃった
ので、飛鳥井さんが飛び入りで、オオカミ役。
最後のシーンが残ったので
関 ナレーション
山田さんヤギ
で閉めさせていただきました。
終わってみると、あっという間の
一ヶ月、4回の講習でした。
 私達講師は、毎回終了後、その日の
反省と次回の進行などを相談したり、
みなさんに少しでも何かを持って
帰っていただくには、どうしたらいいかと
熱くなって議論したりしました。
 皆さんが朗読を勉強するように、
私達も伝える事を勉強していたのです。
とても充実した4回でした。
 初めての試みで、至らない所も
数多くあったかと思います。
みなさんのご協力と熱意で、
楽しく有意義なワークショップを
無事終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。 
 来年度も開催できるよう頑張りたいと
思います。
アンケートに連絡希望とある方には
また、ご案内をお送りします。
※何かご相談・ご質問などありましたらお気軽にメールまたは、お電話ください。
読み聞かせワークショップ2006            レッスン風景
31名の皆さんの御参加
ありがとうございます。

それでは、レッスン開始です。

まずは、準備運動から

アキレス腱とふくらはぎを
ストレッチしているところです。
次は、ダンスミュージックに
合わせて身体を動かします。

みなさん、のびのびしてカッコいい!

手と足が違う動きの動作が
入っています。
これは、普段使われてない脳の刺激
にもなります。
腹式呼吸訓練です。

床に横になって行うと、余分な
力が入らず、お腹に集中でき
ます。



鏡の前に立って説明している
のが関優子です。
左に立って指導している
のが山田桃斗美講師です。


右奥でカウントをとっている
のが岡本章子講師です。





それでは、立ってやってみ
ましょう。
お腹は、動いてますか?
ひとりひとり、チェック。
発声・発音訓練です。

テキスト「外郎売り」

早口言葉ではなく、ゆっくり
はっきり、セールスレディに
なったつもりで、5メートル前の
人に呼びかけてください。
朗読実習です。

「ぞうのホートンたまごをかえす」
中央岡本講師の右側は、
飛鳥井豊講師です。




二部屋に分かれて実習開始
第一回目でみなさん
少し緊張しているようです。

でも、進めるうちに、笑い声も
出てリラックスしてきました。

表現も少しずつ大きくなって
きましたね。
終了後

次回の進め方について
ミーティング中。

左は、斉藤如子講師。
第四回 28日 
準備運動を終え
腹式呼吸と発声訓練
『外郎売り」

輪になって、正面の人めがけて! 

みなさん、声が届くようになりました。
さて、発表会のチーム分け発表

どこを読むのか、何の役か
みなさんドキドキしながら
ホワイトボードを見つめています。
ぞうのホートン役

なまけどりのメージー役

ナレーションを二人の掛け合い

に分けました。
この「ぞうのホートン」のポイントは

○大きな表現をする 
 
○子育てに疲れ、自由になりたいメージーを
 どう表現するか!

○ナレーション役は、二人の道化師になって
 物語を進行させていく。
みなさん、緊張感を持ちながら
のびのびと表現していました。

それぞれ個性があり、とても楽しく
聞かせて頂きました。

ありがとうございました。
お疲れさまでした!
ホートンの作者のドクター・スースの作品
        「グリンチ」を紹介
 質問などにお答えしているところです。
今回は、男性が一人
参加してくれました。
表情が、生き生きとして
いますね。
                    ワークショップを終えて

あっという間の一ヶ月、4回の講習でした。

昨年同様、 私達講師は、毎回終了後、その日の反省と次回の進行などを相談したり、
みなさんに少しでも何かを持って帰っていただくには、どうしたらいいかと熱く語り合いました。
皆さんが朗読を勉強していた時、私達は伝える事を勉強していたのです。
皆さんありがとうございました。

二回目の試みですが、まだまだ至らない所が数多くあったかと思います。
しかし、みなさんのご協力と熱意で、楽しく有意義なワークショップを終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。

また、豊島区まちづくりバンクの関係者のみなさまにもアドバイスやご支援を頂き、
ありがとうございました。
 
来年度も開催できるよう頑張りたいと思います。  
                                    朗読と語りの会「楽」代表   関優子
みなさん、緊張しながらも、4回のレッスンの
成果を発揮し、登場人物を生き生きと
表現していました。
ご参加くださいましたみなさん、お元気ですか!
ワークショップでは、朗読の基礎を勉強していただきました。
この経験を生かして、どんどん朗読活動をしてください。
私達も自身のレッスンや朗読会など頑張ります。パワーアップしてまた、お会いしましょう。
何かご質問などありましたらお気軽にメールしてください。
また、みなさんの活動を、ホームページに掲載したいと思います。是非、お知らせ下さい。


みなさん、真剣に聞き入ってました。
 次に、4人1組になって「芋ほり長者」の朗読
一人づつ「外郎売」を朗読 
みなさん、堂々としていました。
10月25日(木)  

準備運動後 腹式呼吸訓練
 
発表会
    10月18日(木)



 岡本章子講師による読み聞かせ
 
  
    「にじいろのさかな」
          マーカス・フィスター作
          谷川俊太郎訳
クラスに分かれ朗読実習

テキスト「芋ほり長者」
発声・活舌訓練
 テキスト「外郎売」
腹筋を鍛える時は、このように膝を曲げて。
   10月11日(木)

      準備運動後 腹式呼吸訓練
2クラスに分かれ朗読実習

テキスト「芋ほり長者」
準備運動後 腹式呼吸訓練

発声・活舌訓練
テキスト「外郎売」
2007年10月4日(木)

上池袋コミュニティセンター
多目的ホール
 読み聞かせワークショップ2007
            
                豊島区まちづくりバンク助成活動